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ジョン・ベイリャル (スコットランド王) : ミニ英和和英辞書
ジョン・ベイリャル (スコットランド王)[おう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
: [おう]
  1. (n,n-suf) (1) king 2. ruler 3. sovereign 4. monarch 5. (2) king (for senior player) (shogi) 

ジョン・ベイリャル (スコットランド王) : ウィキペディア日本語版
ジョン・ベイリャル (スコットランド王)[おう]

ジョン・ベイリャルJohn Balliol, 1249年? - 1314年11月25日)は、スコットランド王(在位:1292年 - 1296年)。ウィリアム1世の弟ハンティンドン伯デイヴィッドの長女マーガレットの娘デヴォグィラの子。妻のイザベルはヘンリー3世の異父妹アリス・ド・リュジニャンと後にスコットランド総督となった6代サリー伯ジョン・ド・ワーレンとの娘(つまりエドワード1世の従姉妹)である。
1290年女王マーガレットの死去により、ダンカン1世以来のアサル王家の直系が絶えたため、王位の座をめぐって13人の王位継承者たちの争いとなった(スコットランド独立戦争#王位継承者問題を参照)。
1291年、スコットランド支配を狙うイングランドエドワード1世がこの争いに介入し、裁定者としてジョン・ベイリャルを王位継承者に選んだ。長系継承者であることが公式の理由であるが、イングランド王家と近かったこと、御しやすい人物と思われた等が理由として推測されている。翌1292年、ジョン・ベイリャルはスクーンの運命の石の上で戴冠した。
スコットランド王となったジョン・ベイリャルであったが、イングランド王に対しての臣従を誓わされ、エドワード1世の完全な傀儡であった。しかし、ジョン・ベイリャルは1294年フランスへの兵員動員を拒否し、フランスフィリップ4世と同盟(いわゆる)を結んだ。1296年4月、ジョン・ベイリャルはイングランド王に対する臣従を拒否し、北部イングランドへ侵攻した。しかし、エドワード1世に、一旦は逃れたものの、7月10日ストラカスロで降伏して、王冠を捨てた。
廃位されたジョンは長男エドワードとともにロンドンに送られ、3年間ロンドン塔に幽閉された。1299年、釈放されたジョン・ベイリャルはフランス・ピカルディの所領に引退し、15年後の1314年に没した。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジョン・ベイリャル (スコットランド王)」の詳細全文を読む




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